鶴見線巡礼の旅
Sat Aug 10 19:03:35 JST 2013 (modified: Sun Jul 16 09:21:36 JST 2023)
views: 1202, keywords:どうでもいい,中年のチャリンコ旅行 この記事は最終更新日が1年以上前のものです。
本日は国内で40℃を超えた地点がいくつも出るなど、大変な暑さでした。運動を控えるようにとどこかしこからかお達しが出ていたようですが、当方、少々頭が弱いので、ママチャリで鶴見線の駅を巡る旅に出ました。 全部まわったわけではないですが、一人で自転車をこぐというネクラな趣味を持っている同志にはオススメなので、写真を貼付けます。
順路
鶴見駅を出発し、八丁畷まで反時計回りで巡りました。鶴見駅から八丁畷まで1時間半程度でゆっくり移動。道路の上は確実に40℃超。自転車に乗っていると爽快でしたが、カゴに入れたスポーツドリンクは熱い飲み物になり、iPhoneも放熱が進まず、やけどしそうなくらい蓄熱しておりました。
大きな地図で見る 国道駅
国道沿いにあるから国道駅。安直である。 [caption id="attachment_1001" align="aligncenter" width="3264"]
国道駅[/caption] 駅入り口はガード下に設けられており、ガードの左右にやっているのかいないのか分からない商店が並ぶ。国道沿いは体温より気温が高いというのに、ガードの中は涼しさを感じる。
物好きのためにわざと残してあるのではないかと思われる、昭和な看板。しかし、周囲ととけ込んでいる。
<h2>鶴見小野駅 鶴見側から来ると何の変哲もない住宅街であるが、すぐ先は工業地帯である。
弁天橋駅
ここまで来ると地の果て感があるが、電車の時間が合えば東京駅まで40分で行ける。左右に旭硝子とJFEの事業所がある。
どの駅も自動改札はないようである。
浅野駅
この駅はJRの駅のようには見えない。駅名の由来は富山県出身の浅野総一郎。この地に鉄道を引き、京浜工業地帯の基礎を作り上げた人である。
海の方に向かって支線が分岐している。
新芝浦駅
この先に海芝浦駅があるが、ここから先は東芝の敷地なので、行けない。一応遠い関係者ではあるが、行けない。柵がないので間違えて自転車で入って行ったら守衛さんというよりも社員っぽい若い兄さんに止められた。きっと、一日に何人もチャリンコバカが止められているに違いない。
<h2>安善駅 こちらの駅名の由来も、富山県出身の安田善次郎。じゃあ安田駅でいいじゃんか、とも思う。現在では想像できないが、戦前は人口でも経済活動でも日本海側の比重が今よりも高く、大きな港があって商業も工業も活発であった富山県からは多くの財界人が輩出されている。
運河だらけ。
武蔵白石駅
ここは別に何も面白くなかったが、大川駅に向けて支線が分かれている。しかし、支線行きのホームがないので、支線には安善駅から乗らなければならないらしい。
大川駅
この駅が一番、僻地感を漂わせていた。(電車が来たら)東京駅まで55分。しかし、川崎駅まではタクシーで10分くらいで行ける距離である。タクシー呼べるかどうか分からないが。
tinyという言葉がぴったりの遮断機。動くのか?
この支線の先には、工業団地のような、比較的小さな工場が集まった地区がある。線路沿いの道は広いが、自転車で走っているだけで邪魔だと言わんばかりにクラクションを鳴らされる。確かに自転車はいなかった。暑いから当たり前であるが。 道中、鋳造工場があり、じいさんの経営していた鋳物工場(こっちはコウジョウじゃなくてコウバ)と同じ鋳物のにおいがして懐かしかった。
浜川崎駅
ここも鶴見線っぽいカオスが存在する。駅が二つある。一つは鶴見線の駅、もう一つは南部線の駅であり、同じJRの駅なのにつながっていない。南武線と横須賀線のホームが離れている武蔵小杉駅と違ってすぐ隣にあるが、武蔵小杉駅と違って連絡通路は無い。 浜川崎駅1
浜川崎駅2
川崎新町駅
駅自体はもう普通の南武線の駅であったが、そばの小学校の建築がなかなかであった。
八丁畷駅
最後は八丁畷駅。なぜ京急の駅なのか?それは、JRの駅なのに京急の駅舎しかないからである。浜川崎駅や尻手駅に行きたければ、京急の駅舎からJRの線に乗車する。本当なのかよく分からなかったので周辺を探検したが、JRの駅舎は無かった。
ダァシエリイェス \ここまで来たなら扇町方面も行けばよかったかもしれないのですが、熱い空気を吸い込んで肺がおかしくなったので、切り上げて正解だったかもしれません。今度は扇町方面に行ってみます。 \以上、暇人でした。
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