ロボット屋さんMisskeyサーバー立てたのでアカウント作って！ 勉強会で道案内の張り紙を出すのか出さないのかいつも悩む
Sat Apr 12 22:42:34 JST 2014 (modified: Tue Sep 19 13:17:34 JST 2017)
views: 1393, keywords:道案内の張り紙でここまで考えるのは何か変態的だ,頭の中だだ漏らし この記事は最終更新日が6年以上前のものです。
こんちわ上田、ごきげんようです。
本日は勉強会につきものの会場案内の張り紙あるいはサンドウィッチマンの話。
私は結構ビビリなので、勉強会を開くと、参加される方が迷ったということを聞いていつも申し訳ないと小さくなっております。一方で、実際にたどり着けなかったという話はほとんど聞いたことがありません。普通、勉強会に使う会議室というのは、住所と建物名、部屋番号でたどり着けるようになっているので、遭難するということは考えにくいものです。
おそらく、案内が必要なのは次のような場合でしょう。いい加減な列挙ですが・・・。
- オフィスビルでセキュリティー上、入るのが難しい（この前のシェル芸勉強会はこのパターンでしたので、申し訳ないのですがお頼みしました。）
- その他特別な事情がある
特にIT系の場合はTwitterとかいろいろ連絡手段があるので、主催側はその案内を出しておけば事足ります。
張り紙自体も、別に余裕があれば出せばよいし、余裕がなければ出さなければよいでしょう。別にこだわることでもありません。が・・・
困る場合がある
なんでこんなことを取り立てて説明するかというと、勉強会のように仮にも建前上はフラットな組織と違い、上下関係のある組織だと次のようなことが多々あるからです。
- 偉い人: なんかお客さんに会場がよく分からなかったとか言われたぞ。君、次から案内を出すように。
- 直接の部下であるか無いかに関わらず、立場の低い人: 「はい」
かくして立場の低い人の仕事は一つ増えてしまったわけですが、お客さんのは単なる冗談まじりの挨拶の可能性が結構あります。が、偉い人はとりあえず言われたから軽い気持ちで他人に雑用を振るわけです。こういうことが積もりに積もると、どうでもよいオペレーションがどんどん増えてしまいます。
そしてこういうことは、仕事を割り振りする人間がいつも気をつけていないと、どんどん増えます。普段はそういう押しつけ癖の無い人であっても、たまたまなにか気を抜いた拍子に上の偉い人のような発言をポロッとしてしまい、新しい仕事を作ってしまうということは、あるんじゃないかと。そうやってできた仕事は、なかなかやめられないものです。
これって、この国の働き方の縮図なんじゃないかなーと、常日頃考えています。やらなくていいことが、少しずつ増え、少しずつ効率が落ちていく。仕事を差配する側の人間が、教育だとか言って、効率よりも根性だとかやる気だとかポジティブシンキングだとか、とにかくそういうものを優先する。普段の（イノベーティブでない部分の）仕事というものは、効率が全てです。費用対効果という言葉があって、教育というものは、それを教えるだけのものなのに、そこに変な思想が入る。そして、また変な思想が入った「教育者」が育つという・・・。
なんとか、こういう流れを断ち切りたいなと、微力ながら考えるわけです。だから、私の周辺は少し「なんか気難しいことを言っていてやだな」と思うかもしれませんが、こうやって書いておくわけです。
私の道案内の張り紙に対する悩みは、ここまで考えての悩みであって、別に張り紙をやりたくないとか、人から使われたくないとか、そういうことではないので私の周囲の皆さんはどうか警戒しないでくださいおねがいしますおねがいします・・・。コミュニティー関係では、私の周囲の方々は当然ながら分かっていらっしゃるようです。
言いたいこと
私は会社には今はいないので、会社のことは会社に任せるとします。ただ、手弁当の勉強会の場合、みんながみんな望まない限り、オペレーションは少ない方がよいという考えで主催者はやらんといかんかなと、気を引き締める次第です。どうしてもお願いしてしまうことはあるにはあるのですが、ちゃんと何かをお返ししないと・・・。あと、遠隔に住んでいてどうしようもないなら希望は伝えていただきたいのですが、近くに住んでいる人は、最初からUstやってくれとかねだらず、ちゃんと会場に来ていただけたらよいなと・・・。
そして、普段は使われてしまう方にもお伝えしたいことが。特にソーシャルメディアとかITとか使いこなせない年配の方に、温かくしすぎないようにしましょう。歳をとったからと言って、新しいことに取り組まないという理由にはならんのですし、だいたいの場合、やる気になれば便利なものは使いこなせるものなのです。
申し訳なく。
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