日本機械学会教育賞(と戒め)

Sat Mar 6 23:38:36 JST 2021 (modified: Sun Mar 7 10:46:20 JST 2021)
views: 1156, keywords:ご報告 この記事は最終更新日が3年以上前のものです。

 日本機械学会教育賞という賞をいただけることになりました。受賞理由は「翻訳書『確率ロボティクス』と書籍『詳解 確率ロボティクス』の出版およびウェブ上への教材の公開」です。いずれの本も多くの方のご協力を受けて出版したものですので、周囲の方に改めて感謝してます。

昨日公開で、昨日から関係各所に連絡して、祝福を受けて、またお礼をして・・・を繰り返しています。私は研究というより教育がやりたくて大学の仕事を選んでますので、個人的には大変重みがあります。

 で、しばらくはおめでとうありがとうをやっていていいと思うのですが、ここではちょっとひねくれた話を書き留めておかねばなりません。自分自身は賞に一喜一憂してはアカンと思って日々生きてますし、賞をとった人だからと他人をどうこう言うこともありません。賞の有無でやったことの本質が過去にさかのぼって変化するわけではありませんし、仕事は漠然と現在か将来の人々に評価されるのが民主的で、少数の権威者が評価するものではないというのが自分の考えです。過去の自分も言ってます。

(ノーベル賞も同じです。しかも4人以上が重要な仕事をしていても3人しかもらえないし。おかしなものです。)

 そして、こうも書いているので、自分自身ではなく、過去の自分の仕事と、一緒に仕事をした方々のことをお祝いしたいと思います。

自分自身は、さらに仕事を重ねていくしかないです。本日、新たな書籍の原稿を出版社に渡しました。これも多くの人に受け入れてもらえるといいなと思ってます。共著なので、これは賞をいただけると素直にみんなで喜べます。賞ください(何書いてるんだ)。

さらに過去にこんなことも言ってた

いざもらうと、こんなこと過去に書いていたことに対して懺悔しかない・・・けど本音でもあります。

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