自作シェルのリポジトリの整理
Sun Dec 24 21:17:30 JST 2023 (modified: Sun Dec 24 21:34:15 JST 2023)
views: 3301, keywords:自作シェル この記事は最終更新日が1年以上前のものです。
一人で更新を続けていた自作BashクローンシェルのRusty Bashにプルリクをいただいたので、リポジトリを整理しました。
整理の内容
整理前まで、リポジトリの中に、次の2つの系統の実装が混在していました。
- 連載開始前に手探りで実装していたmainブランチ(コードがきたないのでいつか捨てるつもりだった)
- 人に説明しながら理路整然と実装している連載用のブランチ(sdで名前が始まるブランチ)
このふたつの系統、もうかなり乖離してマージが不可能になっていたんですが、mainのほうにプルリクをいただいて、これは混乱させているということで、連載のほうを新たにmainにして、いままでmainだったものをold_mainというブランチにしました。現在のmainは、2024年7月号で紹介予定の内容を反映したものになっています。
開発・プルリク用も準備しました
この変更での問題は、新たなmainブランチは原稿を書きながら開発を続けないといけないことです。そうしないと、また連載と内容が乖離していきます。現在は来年の7月号まで進んでしまっており、8月号の原稿を書かないと先に進めません。そこで、
- dev-○○: というブランチで新たな開発や、プルリクを受ける
というルールを作りました。たとえば、dev-builtinsではビルトインコマンドを作るとか、dev-argsでは引数に関する実装を進めるとか。現在の一覧です。
で、きゃろさんからdev-builtinsにさっそく2回プルリクをいただきました。ありがとうございます。早めに連載のコードに取り込んで謝辞を書きたいです。(7月号まで原稿が進んじゃっているんですが・・・)
あと、プルリクいただいた方には、なるべくご飯おごります。
他、dev-argsでブレース展開のきれいな実装を模索したり、dev-compoundsでifを実装したりと、将来の連載の内容を試しているので、先のことを知りたい人は、覗いてみると良いかと思います。
以上です。ご協力おねがいいたします!質問にはなるべくお答えします。