日記(2019年7月6日)
Sat Jul 6 22:56:00 JST 2019 (modified: Sun Jul 7 00:27:34 JST 2019)
views: 1516, keywords:日記,ROS この記事は最終更新日が5年以上前のものです。
Cartographerいじり
Cartographerをロボットで実行して、終わりにmap_saver
を実行し、軌跡をtsvファイルに保存するまでを、一つのローンチファイルを立ち上げたあと、PCを途中で触らないで実行できるようにした。SLAMが終わった後にmap_saver
を呼び出すというのがlaunchファイルでは表現できず、C++の中でsystem
を使ってコマンドをそのまま与えた。ちゃんと動いた。
Hadoop
Hadoopのことを7,8年ぶりに思い出した。いったいあれはなんだったんだろ?
ビッグデータという言葉が流行った時、プライド高い連中がシェルなどをロートルだと揶揄しながら、シェルなら数秒で終わるたかが数桁GB程度のデータ処理に、何十分もかけてHadoop使う珍事が全国的に多発していたであろうあの時期のことを俺は忘れないからな。https://t.co/eB2QmFp1oC
— ぐれさん (@grethlen) July 6, 2019
何十GBを数秒は計算機が1ノードでは辛いけど、たしかに10ノードあってうまく分散してあればシェル芸で数秒にはなります。「どんな速いストレージの話をしてるんだ?」というツッコミが入ってましたが、Unix系だとファイルがDRAMに乗ってることが想定できるんで、読み込みのコストはうまくやればほぼゼロで考えられます。
10年くらい前、大手のベンダ各社がむりやりHadoopソリューション作ってお客さんに売ろうとしてたの、私も忘れられません・・・
— 上田 隆一 (@ryuichiueda) 2019年7月6日
Hadoop使うのにコンピュータたくさん必要で、たくさん売れるという本末転倒の・・・
上のツイートをしたとき、Hadpoopとミスタイプして叱られが生じるところだった。危ない。
それから、私の見てきた業界の問題についてもちょっとツイートしたので残しておこうかと。
大企業のシステム部の部長さんって、10億のシステム導入したら、いろんなイベントよばれたり実績になったりするんですよね・・・(ほんとはPC2台で済むものであっても・・・)
— 上田 隆一 (@ryuichiueda) July 6, 2019
で、こういうインセンティブで管理職が働いているので、なんとかペイみたいな問題は起こるべくして起こるという話なんですね・・・ https://t.co/EP6tS5Uaqt
— 上田 隆一 (@ryuichiueda) 2019年7月6日
めちゃくちゃな判断や、それにつけこんだめちゃくちゃな商売がなくなることを願ってみません・・・。そして次の世代が一人でも多く計算機本来のスピードに気づくよう、私はひたすら💩シェル芸を垂れ流してシェル芸人口を増やしていこうと思います・・・。本気です。
寝る。