kanataさんの黒い画面の本(新入生、新社会人向き)
Mon Apr 15 19:32:58 JST 2024 (modified: Fri Apr 19 15:17:53 JST 2024)
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1冊いただきました。kanataさんありがとうございます。
Linux初心者のわたしにピッタリ❗️❗️❗️
— 上田隆一 (@ryuichiueda) April 11, 2024
あの苦手な黒い画面を克服するぞぉ〜〜〜✊✊✊
(@kanata201612 さんありがとうございます)#フィクションです pic.twitter.com/UUGd6eAZTe
優しさあふれる内容について
内容は「てほどき」という感じでして、最初のほうでなんで端末(黒い画面)を使うのか、というのが丁寧に説明されています。また、いきなりUnix/Linuxの話をするのではなく、コマンドプロンプトやPowerShellにも触れており、特定の宗派(?)に偏ってないのは良い感じです。
さらに、最初に身につけるとよい操作であるファイルの一覧表示や操作、テキスト操作、シェルスクリプトの作り方が解説されています。その後はワンライナーを扱っていますが、160本ノックと違ってに千日回峰行に突入せずに、最後はトラブルシューティングや転ばぬ先の杖的な解説が入っており優しさがまぶしいです。
どんな人が読むとよいか
ということで、こんな方々におすすめしておきます。
- Windowsを愛用しているけど、端末を使ったことがない方々(端末を使うことでいろんなことを時短できる可能性があります。)
- かつての私のように、未経験で端末と対峙する授業や業務に流れ着いた方々
- 周囲の優しさが足りていない方々
- 大学でいきなり「プログラム作成に使用するエディタとしてはviあるいは mule(emacs like)しかない.」と言われた方々(ネタにしてすんません)
- シェル・ワンライナー160本ノックの業火に焼かれてしまった方々
- コマンドの使い方やシェルスクリプトの書き方だけ教えられて、whyを教えてもらえない方々
- シェル・ワンライナー160本ノックをいつか読みたい方
なお、上でネタに使ってしまい技術評論社さんや共著者から首を締められそうなシェル・ワンライナー160本ノックについては、初心者でもすっと入っていける人も中にはいます。ここらへんは個人差が激しいので、いちおう↓のようにリンクは貼ってはいるのですが、ぜひ本屋さんで読み比べていただけるとよいかと思います。
1日1問、半年以内に習得 シェル・ワンライナー160本ノック (Software Design plusシリーズ) 単行本(ソフトカバー) – 2021/9/27
現場からは以上です。