12月2日にRSJセミナーに登壇するとか自作シェルの連載4年目突入とか
Sun Nov 30 16:54:48 JST 2025 (modified: Sun Nov 30 18:36:24 JST 2025)
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いろいろ事情があってあまりにも引きこもりすぎてて自分がオワコンになった感覚になってますが、久々にお呼びがかかりましたので告知です。2024年は本が出たりいろいろ呼ばれてしゃべったり、授賞式に引っ張り出されたりといろいろ露出してたのでギャップが激しいです。
露出してればいいというのもクソみたいな考え方なので別にいいのですが、元来目立ちたがりである自分の劣情をどうコントロールするかは難しい問題です。昇華させるにはもっと勉強会とかに(悪目立ちせず建設的に)参加したり、シェル芸勉強会を2ヶ月に1回真面目にやったりと、コミュニティー活動にちゃんと戻るべきなんだろうなと考えています。来年度はいろんなことから開放されるので、30代のときくらい積極的にいきたいところです。
12/2(火曜日)ロボット学会のセミナーで話します
12月2日、『ロボット自律移動の理論と実践』と題したセミナーを開催いたします!
— Shigemichi Matsuzaki (@S_Matsuzaki94) October 23, 2025
計画から制御、モデルベースから学習ベース、理論からアプリまで幅広いトピックをお話しいただきます。
完全に個人の趣味です。
めっちゃ楽しみ!!!!!!!https://t.co/M0le119U1d
12月なのに今年はじめて講義や講義動画以外で人前で話すことになるので張り切ってますが、オンラインですので相変わらず引きこもり継続です。オンラインなので参加しやすいと思います。チケットが余っていればぜひ。他のしゃべる人たちもいい感じです。
内容
模倣学習やVLAの登場で世間の目がそっちに行っちゃってるにもかかわらずお声をかけていただいたのと、引きこもりの勉強の成果もあって、今までと少し違う切り口でスライドを作りました。といっても特に流行に合わせたわけではなく、2000年からロボットの研究をはじめてから25年間重要だと思ってきたことが、研究者の間で軽視されているんじゃないかということを話題にしようと思います。
そういう話をすると単に少数派が文句を言ってるだけになりがちですが、強化学習でロボットが歩き出したこと、VLAが登場したことでやっぱり重要だったよなと再認識した次第です。今考えていることを正直に話します。
自作シェルの連載が4年目に入りました
2022年12月に技術評論社ソフトウェアデザイン誌で始まった「魅惑の自作シェルの世界」が今発売されている12月号で37回(12回x3年+1ヶ月)になりました。ソフトウェアデザインでの長期連載というと、
- 平林さんの「万能IT技術研究所」(12月号で43回)
- 宮原さんの「宮原徹のオープンソース放浪記」の60回
- くつなさんの「ひみつのLinux通信」の120回
- 杉山さんの「ITエンジニア必須の最新用語解説」(12月号で204回)
がぱっと思いつくところです。編集(長)の吉岡さん次第ですが、とりあえず宮原さんを目指します。連載中のものは追いつけません。というか204回って17年間ってことですか・・・。
連載の内容については、Rustを使ってBashのクローンを作るというものです。「シェルおもしれー」というシェル芸人から、「Rust書いてみたいけどHello Worldだとつまらん」という方まで、とっつきにくそうでいて案外いろんな人が楽しめます。ぜひ。あと、ネット上に感想があまりにも少ない(昔から紙媒体は売れていてもネットで話題になりにくい)ので、なんか書き込みおねがいします。
その他
今年のロボット学会で最新のことをやってる若い人にいろいろ声をかけてもらえたのがとても嬉しかったのですが、インターネッツの海のどこにも書いてなかったので、ここに書いておきます。ありがとうございました。うれしいだけだとアレなので自分ももうすぐそっちに行くつもりですが、挫折したら墓に埋めてください。
現場からは以上です。
ノート
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